こんにちは。ビズユー代表の横山加代子です。
台風が過ぎ去ったと思ったら北海道の大地震。
被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。

健康であること、日常が不便なく過ごせていることは当たり前じゃないのだと感じます。

今回も微力ながら利益の一部を募金させていただきます。


さて、今日は前回予告した「副業」についてではなく、研修で学んだことをお伝えしようと思います。

問題解決力を高めるロールプレイ研修

月曜日から二泊三日で参加した合宿研修のテーマは「問題発見と解決力」

3社合同で行う研修で、参加者は全員システム開発においてプロジェクト管理を行う立場にある人たちです。

それなりに経験豊富でプロジェクト管理手法の知識もある人たちが、ヒアリング力と対応力を試されます

まずヒアリングによる情報収集

ヒアリング手法や情報の抜け漏れを確認するためのフレームワークの使い方を実践です。
多少スキルの差はあれど、みんな必要な情報を聞き出すことには成功していました

続いて問題点をあぶり出すための分析


手にした情報を整理して対策を考えます
現場対応力が高い人と知識がある人は必ずしもイコールではないですよね。

講師はKKD(ケー.ケー.ディー:経験、カン、度胸)なんて表現をしていました。

KKDが必要な場面はもちろんありますが、体系的な知識があればより対応の精度が上がるでしょう。

研修のワークではPMBOK(ピンボック)というプロジェクトマネジメントの知識体系を使いながら、(といってもそんなにガチガチに意識をするわけではなく)、抜け漏れがないかの確認程度に活用して分析を行いました。

各チーム比較すると分析に深みを出すためには知識とKKDの両方が必要なことがわかりました

最後は対策の意思決定

現状分析から問題になりそうなポイントをあぶり出すところまではどのチームも似たような結果になります。それは事実を整理しているだけだから。

ところが対策を考える段階になると途端に方針がバラバラになります

それは、目指すゴール設定がバラバラだから
このゴールはビジョンという言い方もできます。

プロジェクトをどの状態に着地させるかというビジョンが異なれば、課題も対策も変わります。

結論、理論や経験は大切。でも一番大切なのはビジョンを一致させること

 チームで同じ方向を向いているはずなのになぜか意見が合わないとか、協力を得られないという場合にはビジョンが一致しているかを確認した方がいいということがわかりました。

いまひとつピンとこないという人のために、身近なことに置き換えてみましょう

マイホーム貯金に例えると

横山家は共働きの夫婦と子ども一人の3人家族。マイホームを買うために頭金用に500万円貯めるという家庭内プロジェクトを遂行中です。
プロジェクト開始から3年が経ったある日、進捗を確認してみたところ以下のことが分かります。
・3年で300万円溜まっている
・2年後小学生になる子供が習い事を始めたため貯金のペースは落ちそう
・1年後に消費税率が10%に上がることになっている

そこで妻が言いました
「あなた、今月から二人のお小遣い1万円ずつカットね。」

夫は返します
「そんなことより今すぐ家探ししよう!」

さあ、どうする?


【情報整理と分析】

得られた客観的事実を整理し分析してみましょう
・今のままのペースで貯金をすると500万円貯まるのは2年後より遅くなる
・1年以内に家を購入しない場合、消費税分購入費用が高くなる
・お小遣いを減らせば今まで通りのペースで貯金ができる

ここで、ビジョンの設定と共有が大事になります

【ビジョン設定】

Q(品質=住む場所)、C(コスト=購入予算)、D(納期=購入時期)の観点でポイントを整理します

Q:住む場所

通勤の便利さ、子供の小学校、駅からの近さ
マンションか戸建かなど

C:購入予算

今の予算を変えず頭金の額にこだわる、全体予算を下げて頭金を少なくするなど

D:購入時期

消費税率アップ前に買う、小学校に上がる前に買う、こだわらない


これらを踏まえて夫婦それぞれのビジョンを推測すると

妻の考え

「転校させたくないから小学校に上がる前には家を買いたい。ローンが増えるのは不安だけど場所は妥協しない」

だから→お小遣い削れば解決する


夫の考え

「消費税分に余計なお金払うのは嫌だ。家を買うためにお小遣いを減らして日々の生活が不便になるのも違う気がする。通勤時間は多少妥協できるから購入予算を下げたい」

だから→1年以内に買うために早く家探しを始めたい

どちらが正解というものではありません。目指している先が違うのですから対策がバラバラでも仕方ありません

【ビジョンの共有】

夫婦で話合いビジョンを共有しました

・通勤通学を考えて、あまり郊外は選ばない
駅の近くに住み、車のいらないライフスタイルにする
(Qの決定)

・車の維持費がかからない分、ローンの支払い額は多少高くなっても家計的にはOK
(Cの決定)

・転校はさせないように小学校入学前までに購入する。消費税前か後かは物件次第で考える
(Dの決定)

⬇︎⬇︎⬇︎アクションプラン⬇︎⬇︎⬇︎

①まずはエリアの候補を決め物件探しをする
②予算の相場を調べて、頭金の金額(貯蓄目標額)を再設定する
③無理のない範囲で節約をして貯金ペースを早める

これで夫婦で同じ方向を向いていけそうですね!


仕事の現場に置き換えると、
・当初計画で何年で貯める予定決めているべき、とか
・3年も状況を把握してないのは進捗管理上あり得ない、とか
・子供の習い事を考慮していないのはリスク管理が甘い、とか
突っ込みどころは色々ありますが…笑

まとめ「脱・言わなくてもわかるでしょ」

あうんの呼吸なんて言葉もありますが、あれはゴールが一致して初めて生まれるもの
言わなくてもわかるという幻想は捨ててコミュニケーションを取っていきましょう

ちなみに例にした横山家のお話はフィクションです(笑)

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コツコツ亀さん

長くなりましたのでこの辺で

be with you あなたと共に